柿野小文化祭(2年・全校合唱)その2

文化祭の発表は進みます。2年生の登場です。

2年生

2年生は、国語で学習した「スイミー」の劇発表となります。

ひろい うみのどこかに、ちいさなさかなの きょうだいたちが、たのしく くらしてた。
みんなあかいのに、一ぴきだけはからすがいよりもまっくろ、なまえはスイミー。

ところがあるひ、おそろしい まぐろが、おなかすかせてすごい はやさで、ミサイルみ
たいに つっこんできた。


スイミーはおよいだ、くらい うみの そこを。
こわかった、さびしかった、とてもかなしかった。

けれどうみには、すばらしいものがいっぱいあった。
おもしろいものをみるたびに、スイミーは、だんだんげんきをとりもどした。
にじいろのゼリーのようなくらげ

すいちゅうブルドーザーみたいな いせえび

みたこともない さかなたち、みえないいとでひっぱられてる

 

ドロップみたいな いわからはえてる、こんぶや わかめのはやし

うなぎ。かおをみる ころには、しっぽをわすれてるほどながい

そして、かぜにゆれる ももいろのやしのきみたいな いそぎんちゃく。

そのとき、いわかげに、スイミーは みつけた。スイミーのとそっくりの、ちいさなさかなの
きょうだいたちを

「でてこいよ、みんなであそぼう。おもしろいものがいっぱいだよ!」

スイミーはかんがえた。いろいろ かんがえた。うんとかんがえた。
それからとつぜん スイミーはさけんだ。「そうだ!」
「みんな いっしょにおよぐんだ。うみでいちばん おおきな さかなのふりして。」

みんなが、一ぴきの おおきな さかなみたいに およげるようになったとき、スイミーはい
った。 「ぼくが、めになろう。」

あさのつめたい みずのなかを、ひるのかがやく ひかりのなかを、みんなはおよぎ、おおきなさかなをおいだした。

「礼。」「ありがとうございました。」

あたたかい拍手が送られます。

感想では、「海の生き物の動きがうまく表現で来ていてよかったです。」「声の大きさが、はっきり大きくてわかりやすかったです。」

続いて、150周年記念全校合唱です。

仁柿小学校の愛唱歌であった「星空の峠を越えて」と柿野小学校「校歌」を歌います。

今回は、作詞・作曲をされた藤岡 先生のご家族・関係者の方をお迎えしました。練習に来ていただいた本校学校長であった中瀬先生にも観覧していただきます。

仁柿小学校愛唱歌「星空の峠を越えて」

柿野小学校「校歌」

大きな拍手をいただきました。

「礼。」

文化祭は後半に入ります。

その3に続きます。

 

シェアする