〈3年〉れんこん作りについて教えてもらいました
3年生の社会科の授業で、地域の農業について学びます。教科書にはれんこん作りについて書かれています。
3年生の保護者の方に、れんこん作りをしておられる方がいらっしゃったので、学校に来てれんこん作りについて教えていただきました。
れんこん作りに時に使う道具を見せてもらいます。
「とっても長い。」
この胴長で腰ぐらいの深さまで入っていきます。
「深いところまではいっていくんだね。」
「胴長強そう。」「さわっていい?」「いいよ。」
「れんこん掘りはこうやって腰を落としてやります。」「ポンプの水圧がすごいから立っていたら体が後ろに動いてしまいます。」
「力のいる仕事だから、筋肉もこんなにつきました。」「すごい。」
「これは、肥料をまく機械です。」
「20㎏の肥料を16㎏の機械に入れてまきます。」
36㎏!すごく重い。
「16㎏だけど機械だけかつぎたい人。」
みんなの手が上がります。
では、かついでみましょう。
「軽い。まだかつげるよ。」
ホントはこれの倍以上重いのです。
そのほか、いろいろな道具についても説明してもらいました。
続いて質問タイムです。
「大変のことは何ですか。」
肥料まきだそうです。10アールの畑(運動場の4分の1くらい。)を1枚として16枚の畑にまくそうです。(学校の運動場の4つ分くらいかな?)1まいに100㎏の肥料をまくから、1600㎏まくのかな?すごいね。
「一番長いれんこんは?」
なんと1m70㎝ぐらいの大物を掘り当ててとっても嬉しかったとのこと。
なんと初期の頃に手掘りで折らずに収穫したとのこと。みんなの背よりも長いのね。
「すごく長い。」
「なぜれんこん作りを始めたのですか?」
「『後継者が減って田んぼや畑が余ってきたと聞いたのでなんかできることはないか。』と思ったことがきっかけ。」「『自分のためだけに生きることは嫌だな。人のために何かできないかな。』と思った時期だった。」「農業をやる人が増えて欲しいと思っている。」というお話を聞くことができました。なんと、れんこん作りは5代目となるそうです。
「こだわっていることは何ですか?」
自分で決めなければならないので自分の判断を信じてやっている。例えばいろいろな作業の時期やタイミング等。また牛ふんを入れていることも工夫の一つ。
やはり一番うれしいのは収穫の時だそうです。
写真は、ご自分でデザインされたれんこんの段ポールケース。
最後に学んだことを発表しました。
れんこんの長さに驚いた子。収穫するときの大変さやすごさがわかった子。いろいろな感想が出されました。
しっかり勉強できた子どもたちでした。
また、お忙しい中授業していただいた保護者の方、たいへん貴重な機会をありがとうございました。